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■間伐材のススメ
「間伐」と聞いてあなたはどんなことをイメージしますか。
間伐=木を切ること=森林伐採=よくないこと
もしかしたら、こんなイメージを持ってはいませんか。
難しいお話かもしれませんが、できるだけ簡単にくだきますので
少し、おつきあいくださいね。
きっとあなたにも、間伐の必要性をわかってもらえるハズです。
さて、まずは間伐(かんばつ)についてお話します。
間伐とは、簡単に言うと木を間引くことです(そのまんま?)。
小学校なんかで野菜を育てたこと、ありませんか。
だんだん大きくなってくると、限られたスペースの中で
野菜が込み合ってきますよね。
で、お互いが栄養を取り合いっこしてしまって、
結局どれもそれほど大きくならなかった。
込み合ってきたところで、あえていくつかの野菜を取り除いて
ひとつひとつの間隔をたもってみます。
すると、取り除かれた野菜の分の栄養が他の野菜にまわっていき、
今度はしっかりとした野菜が育ちます。
間伐もこれと一緒。
ひとつひとつを大きく育てるためには必要な作業なんです。
では、間伐をしないとどうなるのか。
先ほどの野菜と一緒で、栄養が行きわたらなくなります。
栄養が足りないので細い木ばかりが育ちます
つまり、細い木ばかりの森ができるということですね。
木が細いとどうなるのか。
そんな森に雨が降るとどうなるでしょう
そんな森に強風が吹くとどうなるでしょう
細い木は強風や豪雪により簡単に折られてしまいます。
さらに、木が細い=根っこがしっかり根付いていないということです。
根っこがしっかりとしていないので
土と一緒に押し流されてしまいます。
土砂崩れのことですよ。
台風の日によく、ニュースで流されているあの光景です。
土砂が崩れて民家におおいかぶさっている。
あんなことが起きてきます。
次に、木がぎゅうぎゅうに込み合っていたらどうなるのか
狭いスペースに木がたくさん生えていると
当然、葉っぱが生い茂っているってことですよね。
葉っぱが生い茂っていると、太陽の光が十分に届きません。
太陽の光が届かないとどうなるかはわかりますよね。
中学の授業で習ったあれです。
そう。光合成。
光合成ができないということです。
つまりここでも木が大きくなれないということです。
それに、光合成ができないんだから、
木だけじゃなく、他の植物も生えなくなりますよね。
間伐をしないから…
十分な栄養が行き渡らない
光合成をすることができない
大きく育たない。
根っこをしっかりはれない。
土砂くずれが起きる
木がなぎ倒される
本当はもっといろいろあるんです。
でも、簡単に説明するとこんなところかな。
ただ「間伐は必要だ」とわかっる人が増えても
実際には間伐=手入れがされていない森がほとんどなんです。
あなたが、何らかの理由で個人的に山を手に入れたと思ってください。
山を育てるために間伐が必要なことをあなたは知っています。
間伐をするにプロの林業の人にお願いをすることにしました。
間伐をするためには管理費が必要なわけですね。
あなたは森を育てて木を売りに行きました。
山から材木を運び出すのにはとても苦労をしました。
しかし材安く、運び出す度に負担ばかりが大きくなってしまい
とうとうあなたは山に手をつけなくなってしましました。
そして話は「間伐をしないとどうなるか」につながります。
なぜ材価が安いのかとかについてはさらに話が長くなっちゃうので
ここでも簡単に触れると、大きな理由は
海外から安く手に入れられるようになったから。
需要と供給がかみ合わなくなったんですね。
結果として、間伐されないぞ。森が弱ってるぞ。これはまずいぞ。
ってなわけで今、間伐材の利用促進に注目が集まっています。
>>>きのころプロジェクト
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